バックアップ用の外付けSSDは、容量・端子・保証の3点を見て選びます。ただし、2026年10月の時点では、SSDの価格が大きく上がっています。容量あたりの価格では、HDDのほうがかなり安い状況です。
- 写真や書類のバックアップで、速度を気にしないなら、HDDのほうが安く大容量を確保できる
- 持ち運びが多い、衝撃が心配、読み書きの速さが欲しい、ならSSD
- どちらを選んでも、バックアップは2か所以上に分けて持つ
- 容量は、いまのデータ量の2倍以上を目安にする
バックアップ用に見る3点
容量
バックアップするパソコンのデータ量の、2倍以上を目安にします。バックアップは世代を重ねて保存すると、使う容量が増えていくためです。パソコンの内蔵ストレージが512GBなら、1TB以上を選ぶと余裕があります。
端子と速度
パソコン側の端子がUSB Type-AかType-Cかを確認します。ケーブルが両方に対応している製品もありますが、付属品は製品ごとに違います。速度は、USB 3.2 Gen2のような規格名で、上限が決まります。使っているパソコンのポートが古い規格なら、SSD側が速くても、その速度は出ません。USBの規格の違いは USBの種類の解説 を参照してください。
耐久性と保証
外付けストレージは、持ち運びで落とすことが一番の故障原因です。耐衝撃・防塵防滴の仕様や、保証期間を比べます。寿命の考え方は 外付けドライブの寿命の記事 にまとめています。
いまの価格事情
2026年は、SSDの価格が全体に上がっています。報道では、フラッシュメモリーの供給不足が背景にあるとされています。
確認した2026年10月15日時点のAmazon.co.jpの掲載価格では、次のような差がありました。
- WD My Passport 2TB(HDD):21,800円
- SanDisk エクストリーム ポータブルSSD 500GB:35,111円
容量が4分の1のSSDが、HDDより約1.6倍の価格です。市場価格は日々変わりますので、買う日の価格を確認してください。
また、Amazonでは、メーカー出荷の定価に近い商品と、第三者の出品者による高値の商品が混ざっています。「販売元」と「発送元」を見て、Amazon.co.jpやメーカー直販のものを選んでください。
SSDとHDD、どちらを選ぶか
違いの詳細は 外付けSSDと外付けHDDの違い で解説しています。ここでは、バックアップという用途に絞って選び方を整理します。
| 状況 | 向く選択 |
|---|---|
| 写真や書類を、自宅の机で定期的に保存する | HDD(容量あたりの価格が安い) |
| 持ち歩く、落とす心配がある | SSD(衝撃に強い) |
| 動画編集のデータを直接読み書きする | SSD(速度が必要) |
| 長期保管(年に数回しか取り出さない) | どちらも定期的な確認が必要 |
予算が限られるなら、HDDで容量を確保しておき、持ち歩く用途のデータだけSSDに分ける、という使い分けもあります。
候補にした2機種
確認時点(2026年10月15日)で、Amazon.co.jpが販売元だったものを挙げます。
大容量を安く:WD My Passport 2TB。 HDDの製品で、USB 3.0接続、NTFSでフォーマット済み、保証は3年と、Amazonの掲載ページに書かれています。
持ち運びと速度:SanDisk エクストリーム ポータブルSSD 500GB。 同シリーズの公式仕様では、読み出しが最大1050MB/秒、USB 3.2 Gen2、IP65の防塵防滴、3mの落下耐性、5年保証とされています。掲載ページの型番がパッケージの違う版(エコパッケージ)であるため、購入時に型番を確認してください。
どちらを選ぶ場合も、フォーマット形式に注意してください。WindowsとMacの両方で使うなら、フォーマットし直す必要がある場合があります。
使い始めの注意
外付けストレージ1台だけでは、バックアップになりきれません。その1台が壊れたり、なくしたりしたら、データも失われるためです。大事なデータは、外付けストレージとクラウド、または外付けストレージ2台、のように2か所以上に置くのが基本です。考え方は データを守るための基本の記事 にまとめています。
小容量のデータを持ち運ぶだけなら、USBメモリで足ります。
データの移行や復旧で迷ったら
バックアップの設定や、古いパソコンからのデータ移行は、操作を誤るとデータを消してしまうことがあります。WELLでは、埼玉県内で、データの整理やバックアップの設定を出張サポートしています。
スマホの写真の保存先を決めたいときは スマホの写真はどこに保存する? クラウド・パソコン・外付けの使い分け を参照してください。
まとめ
- バックアップ用は、容量・端子と速度・耐久と保証の3点で選ぶ
- 2026年10月時点はSSDが高く、容量あたりの価格ではHDDが有利
- 持ち歩く、速さが必要、ならSSD
- 販売元がAmazon.co.jpやメーカー直販のものを選ぶ
- バックアップは2か所以上に分けて持つ
商品情報の確認元(確認日:2026年10月15日)
- WD My Passport 2TB、SanDisk エクストリーム ポータブルSSD(Amazon.co.jp掲載ページ、SanDisk公式サイト)